「新福菜館 本店」醤油のコクが素晴らしい一杯です。 [京都ラーメン食べ歩き]
こんばんは、朝のソナタです。
秋の京都一人旅の番外編です。そして2008年最後のブログです。
最後はやっぱりラーメン記事で締めましょう！！
京都一人旅の最後の日の夜の新幹線で帰る2時間前、私は京都のラーメン屋さんでも
かなり有名な老舗ラーメン店を訪れました。
その名は「新福菜館 本店」 。
関東では以前、新横浜ラーメン博物館に出店していましたし、デパートの催事場で
京都物産展等が催される時に出店することがよくあるので知っている方もいると
思います。
京都駅から歩いて5分ぐらいの、たかばしという場所に皓々とネオンが光るラーメン店が
2件ありました。一件は「新福菜館」、もう一軒はこちらも老舗ラーメン店の「第一旭」。
さすがに、これから新幹線に乗るのに2件はしごして食べるわけは行かないので、
第一旭は次回の機会に...。
昭和13年、京都駅付近にうどんでもそばでもない麺類を売り始めた一台の屋台が
ありました。屋台を引いていたのは中国出身の徐永俤氏。
その後昭和19年に京都駅東の塩小路高倉に店舗を構え、「新福菜館」と銘々。
濃い口醤油を使ったスープに薄切りのチャーシューをふんだんに載せると行った
新しいスタイルのラーメンを出して反響を呼び、現在の京都ラーメンの基本形と
なったそうです。
では、さっそく新福菜館に入ってみます。
威勢のいいスタッフのいらっしゃいませ！の掛け声でお出迎えです。
中は4人座れるテーブル席が...確か6個？（違ってたらごめんなさい）と
カウンター5席？（違ってたらごめんなさい）ですね。
2階にも席があるようです。全部で51席だそうです。
並ぶほど混んではいませんでしたが、ほとんど席は埋まっている状態でした。
私は入り口入ってすぐのテーブル席に座りました。
これがメニューです。
一番オーソドックスな中華そば（並）600円を注文。
途中、他のお客さんも入ってきて相席になりました。
ラーメンを待っている間も次々お客さんが来る感じです。
さて、注文してから7、8分ぐらいでしょうか？
来ました！これが新福菜館の中華そば（並）です。
スープ真っ黒〜！！！！！
えっと思わずビックリ！！これは見るからして、しょっぱそうだなぁ〜。という感じ。
でも大量の薄切りチャーシューと緑色の大量のネギの色のコントラストが
食欲をそそります。美味しそう！
では、まずスープ頂きます。
ん！！これは確かに一瞬濃厚な味が口の中を支配しますが、これは醤油やいろいろな
ダシがすごくよく利いているとても深いコクからきている味です。
しかも意外に後味がすごくあっさりしています。
けっして強すぎる醤油味ではありません。
少しもしょっぱくありませんし、辛くもありません。
これは今までに味わったことのない、とても味わい深いスープです。
実はこの醤油、創業以来追い足しを続ける醤油ダレなのだそう。
こだわり方が半端ではないのです。
次に麺に行ってみます。
麺もスープに似て少し黒っぽい感じの中太ストレート麺です。
でもこれがスープとの相性抜群！！美味しいです。
次にチャーシューです。
薄くスライスされたチャーシューがいっぱい乗っています。
一瞬牛肉かと思いましたが、おそらくこれも濃い口醤油で味付けされた
豚のチャーシューですね。すごく美味しかったです。
いや〜美味しかった。全国でも有名な老舗のラーメンを本店で味わえてよかった。
まさにこれは、
これはクセになる味！美味しい！
また食べたくなる一杯でした。
大満足で京都の一人旅を終了することが出来てよかったです。
「新福菜館 本店」
住所：京都府京都市下京区東塩小路向畑街569
営業：7時30分〜23時00分（水曜日のみ11時〜15時）
定休：無休
交通：JR京都駅から徒歩約5分
メニュー：特大新福そばチャーシューメン1,100円、特大新福そば850円、
肉多目（チャーシューメン）850円、竹入中華そば（メンマ入り）750円、
中華そば（並）650円、ヤキメシ500円など。
さて、2008年の私のブログですが、ん〜言い訳ですけど、日頃いろいろ忙しくて
思ったほど記事が書けなかったなぁ〜。
東京ラーメン食べ歩きも結局6件しかUP出来ませんでしたし、映画の感想もあまり
書けなかったなぁ〜。皆さんのブログにもあまりおじゃまできませんでした。
毎年恒例にしたかったラーメンベスト3は2009年に持ち越しです。
できるだけ早い時期（春まで）に出来るようにしたいと思っています。
でも今年は自分なりに桜記事を充実してUP出来たのがうれしかった。
また2009年も楽しんでやりたいですね。
ではみなさん2009年も良い年でありますように。
わー。美味しそう！
チャーシューもボリュームあるし。
あ。今年もよろしくお願いします！
by Ranran (2009-01-04 22:17)
一見、濃厚で美味しそうな肉うどん風のイメージが・・・
京都＝薄味というイメージを超えた一品ですね。
by マッタ (2009-01-10 22:04)