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「はちはち Infinity Cafe」森の中にあるカフェです。 [京都の素適なカフェ]

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おはようございます。
朝のソナタです。

三連休の最終日ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
天気予報では本日(11日)は秋晴れで、しかも半袖の陽気だそうで、
絶好のお出かけ日和だそうですよ〜。

さて、今回は春の京都一人旅の番外編として、最後の記事になります。
最後は前回に引き続き「京都の素適なカフェ」です。

京都旅行の二日目のお昼過ぎに行った、ちょっと変わった?!カフェ。
その名は 「はちはち Infinity Cafe」 です。

場所は、ちょっとわかりにくい所にあるかもしれません。
比較的二条城にちょっと近い、千本通りという商店街が並ぶ通りの裏側の
住宅街の一角にあります。
正直言うと、かなり迷いました。

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そして、やっとカフェの看板を見つけました。
この看板のある角を曲がり、舗装されていない細い路地を進んでいきます。

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進んでいくと不思議なことに生い茂った森が現れます。
住宅街の一角にこんな森があるなんてびっくり。
しかし、この先に本当にカフェがあるのだろうか?
とにかく進みます。

あっ!あったあった。ここね。なるほど。

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へぇ〜しかしこれは渋いね〜。
相当古い民家の感じです。

何となく知らないお家におじゃまするような感じですが、思い切って玄関の引き戸を
ガラガラとゆっくりと開けます。
「すみませ〜ん。ごめんください。」「あの、入って良いですか?」

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・・・。

返事来ず。
正直、中に入って良いのかちょっと・・・とまどう・・・。

でも営業中と書いてあるからたぶん大丈夫だろう(勝手な判断、笑)。
では勝手にお邪魔します(おいおい、笑)。

すると家のちょっと薄暗い通路の途中にこんなライティングの飾りが。

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ハチの巣をモチーフにしているのかな?オシャレかも。

家の奥に進むと大きなテーブルのある絨毯敷の客間が。
その時、そこで20代前半ぐらいの若い女性のお客様がお一人だけ外の景色を
眺めながら食事をしていました。

すると奥から店主がやってきました。
店主は口ひげをたくわえた大学教授のような感じの風貌です。
そして、素適な低音で接客してもらいました。

店内を見回すとへぇ〜不思議。何か昭和の時代にタイムスリップしたような雰囲気。
そして、α波が出ているような癒し系の音楽流れています。
(何というジャンルの音楽かはちょっと分からない)

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大きな窓ガラスから見える外の景色は森。癒されますね。
これが本当に西陣のど真ん中にあるとは・・・不思議ですね。

実はこのカフェは築90年の荒れた廃屋を、店主の友人や空間アーチストの方の
手を借りて一年半がかりで改修したのだそうです。

座った目の前にパンがいっぱい並べられていました。
なので店内はパンの香りがします。

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でも香ばしいというよりは、熟成されたパンの香りですね。
このパン、(私の中では)ちょっとめずらしいドイツパンだそうです。
家の奥にパン工房があり、自家製の天然酵母を使って作っているのだとか。

ちなみにこのカフェは、ドイツパンの販売の方が主役のようで、パンが売り切れたら
閉店するそうです。

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これがメニュー表です。
あれ、しまった!全部英語だ。
いや、まてまて。よく見ると、なんとか私にも読み取れる範囲だ。よかった。(笑)

私は本日のサンドイッチ(950円)とオーガニックコーヒー(500円)を
オーダーしました。

待っている間、パンだけを買いに来たお客様がいました。
こちらも20代前半ぐらいの女性でした。女性に人気があるお店のようですね。

しばらく外の森や、私の座ったうしろにあった本などを読みながら待つこと十数分。
来ました。
これが本日のサンドイッチです。

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オシャレ〜。いいですね。すごい素敵です。

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そしてこちらがオーガニックコーヒー。
こちらも素適なコーヒーカップで出てまいりました。

店主さんが「お待たせしました。」と、ちょっと疲れた雰囲気で言ったので、
「大丈夫ですか。疲れてませんか。」とたずねたところ、

「お客さんが来る前のさっきまで団体さんがいてすごく大変だったんですよ(笑)。
それもひとりでパン造りながら食事やコーヒーも出したりしてるんで。」

なるほど、そうですか。そりゃ一人では大変でしょうね。

ちょっと昼時を外してきてよかったかも。
この店の雰囲気はあまりお客さんがいない時の方がいいと思います。
静かに、森を眺めながら食事やコーヒーを楽しみたい。

では本日のサンドイッチを頂きます。
サンドイッチは4種類(サンドしてないけどね、笑)。
これももちろんこのお店が作ったドイツパンを使用しています。
それと温かい野菜のスープです。

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正直サンドイッチのパンは最初ちょっと固いなと思いました。
そして酸味が強い。

しかし、途中から慣れてきたのかわからないけど、じっくり噛むと
すごく美味しいことがわかりました。

森に棲む菌の存在がパンの天然酵母に良い働きをしているのだそうです。
これは癖になる味ですね。なるほど、これがドイツパンね。面白い。

そしてパンの上に乗っているのは、野菜のソテーやチーズ、ハチミツなどで
派手な味付けをしていないところがいいですね。

コーヒーは有機栽培のコーヒーです。これもいいね。

癒されるわ〜。なんかしばらくずっと居たいかも。
いやいや、限られた時間で京都に旅行に来ているのだからそうのんびりもできない。
さて、立ち上がりますか!
ということで大満足のとても素適な京都のカフェでした。

「はちはち Infinity Cafe」
住所:京都府京都市上京区山王町506
営業時間:11:30〜18:00(パンが売り切れ次第終了)
定休日:水曜・木曜日






これで番外編も含め、春の京都一人旅2010は完結です。
長い間お付き合い下さいましてありがとうございました。

次回からはまた通常のブログに戻ります。


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コメント 7

ハイマン

これはコーヒーも旨そうですが
噛むと味が出るパンも捨てがたい!
by ハイマン (2010-10-12 23:35) 

masugi

黒パン好きなので、たまりません~。
ドイツパン、ライ麦がメインなのかな?
素敵な雰囲気のカフェですね。
by masugi (2010-10-14 08:07) 

けやき

これは、お尻に根っこが生えて、立ちたくなくなりそう(笑)
でも、初めて入店する時には緊張しそうです。
by けやき (2010-10-15 01:45) 

Ranger

へぇ~^^ 凄い興味津々
是非行って見たいです!^^
by Ranger (2010-10-15 17:51) 

ミモザ

お越し下さってありがとうございました。
「はちはち Infinity Cafe」は知らなかったので嬉しいです。
こちらは陰陽師の清明神社に近い感じですね。
ドイツパン好きでもあるので一度行ってみようかな。
こんな素敵なカフェがあったなんて。。。(^^♪
by ミモザ (2010-10-18 07:33) 

とみっち

京都って見た目は普通の民家みたいなお店ってありますよね。
おしゃれな雰囲気のカフェですね^^

by とみっち (2010-10-19 14:17) 

haru

うわぁ~お店の佇まいといい、メニューといいっ
超おはる好みデスッ こんなおうちにすみたいなー^^
by haru (2010-11-21 00:23) 

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